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自動車保険が大切なことは、大人だったらわかると思います。
人身事故を起こしてしまった場合、ちょっとした怪我だったらなんとかなるかもしれません。 しかし、死亡事故を起こしてしまった場合は、大変なことになります。
もちろん、死亡させてしまったということも大変ですが、慰謝料が膨大な金額になってしまうことがあります。
だからこそ、自動車保険には『人身事故・物損事故は無制限』という加入条件があるのです。
「自賠責保険で払えばいいじゃん!」 と考えている人は要注意です。
自賠責保険には上限があります。絶対に足りません。
ですので、自動車保険があるのです。
死亡事故で請求できるものとは
死亡事故の被害者側が請求できる慰謝料に関するものは下記です。
- 逸失利益
- 慰謝料
- 葬儀関係費
- 弁護士費用
1つずつ説明します。
逸失利益とは
逸失利益とは、被害者が今後仕事をしていくことで、得られるであろう収入のことです。
計算方式は下記になります。
年収が高い社長さんや会社役員などになると、それだけ高額になります。
被害者が学生だから収入が0円だとしても、今後得られるであろう平均収入で計算されます。 18才~67才までの収入として計算されますので、高額になります。
慰謝料とは
交通事故で払わなければいけないものは、慰謝料だけに感じられると思いますが、慰謝料は一部分だということですね。
死亡事故の場合、被害者の家族内での立場によって変動してきます。 下記を見ての通り、2000万円~2800万円となっています。
- 一家の支柱 2,800万円
- 母親、配偶者 2,400万円
- その他 2,000万円~2,200万円
この慰謝料だけでも、大変な金額です。
それだけ、車に乗ることは責任が重いということですね。
葬儀費用とは
葬儀費用は、被害者の葬儀代ですね。
一般的には、100万円前後のお金がかかると言われています。 弁護士が介入していると、150万円の請求をされることもあるので、決して安い金額ではないでしょう。
弁護士費用とは
弁護士を介入した場合に、全額ではありませんが請求することがあります。
10%程度と言われていますが、長期戦になると大きな金額になりますね。
慰謝料は決して安くない
人を死亡させてしまうとこは重大なことです。
だからこそ、自動車免許を取得しなければいけませんし、自動車保険に加入することも薦められます。
平均的な金額は3500万円ぐらいでしょう。
しかし、高額になると1億円になることもあります。
管理人も若い頃は、自賠責保険だけでした。
「俺は事故らないよ~(笑)」 という、アホみたいなことを言っていましたね・・・。
で、管理人の両親がこっそり?加入していてくれていたので安心だったのですが、完全にナメていましたね。 年を取れば、恐怖心というか現実を見たというか、いい意味でビビリになります。
だから、多くの人は自賠責保険に加入します。
「自賠責保険に加入しないで、若いころ事故を起こして借金を返済しています。」 という話は実際にあります。
慰謝料を払うだけなら、まだ働けばいいのですが、死亡事故を起こしてしまうと交通刑務所に入ることもあります。
1年~2年程度、交通刑務所に入らなければいけなくなります。
※8割ぐらいの人は、執行猶予が付くようです。
何がともあれ、車は凶器です。 自動車保険には、絶対に加入するようにしましょう!