
新型ジムニーの値引きの相場っていくら? ディーラーと特約店の違いとは?
新型ジムニーの新車の価格帯は価格.com情報によると145~184万円です。
中古の価格帯は1~252万円です。
これら新型ジムニーの値引きの相場はいくらくらいなのでしょうか?
1970年から発売され、今でも熱狂的なファンが存在する車、それがジムニーです。「ジムニスト」と呼ばれるほどのファンを持つジムニーに、2018年7月に待望の新型が登場しました。
基本的に新型ジムニーを始めとする、軽自動車の新車値引きの相場は決まっています。
ディーラーで約3%、特約店で約5%くらいです。
新型ジムニーの一番安いタイプの本体価格が145万円ですから、これをベースに算出した場合、ディーラーで約4万円、特約店で約7万円の値引きを引き出せる可能性があります。
ここで気になる点は、ディーラーと特約店の違いではないでしょうか。
意外と知られていませんが、スズキは正規ディーラーより、特約店の方が地域に多く存在しています。
正規ディーラーには、メーカーから厳しく値引きを制限されている場合が多いのですが、特約店にはそのような圧力は存在しません。
そのため、メーカーからの圧力のない特約店の方が、値引きも少し高めに設定できるという仕組みになっています。
正規ディーラーと特約店の見分け方ですが、特約店は基本的に、個人が経営している販売店や整備工場となります。
スズキの看板を掲げていて、横の方に別に社名を掲載しているお店は特約店であると考えてください。
お得に新型ジムニーを購入するのであれば、特約店での見積もりは外せないでしょう。
新型ジムニーの値引き相場は上で述べた通りですが、オプションをつけて値引きを行うことで、限界まで値引き額を上げることが可能となります。
軽自動車は本体価格の値引きが辛口な分、オプション割引を狙いましょう。
さらには、ディーラー下取り価格を引き上げて、ジムニーを安く購入することも可能です。
新型ジムニーの値引きで目標金額はいくら?

新型ジムニーの値引きで目標金額は、価格.comの情報を参考にすると、おおよそ、車両値引き額では10~15万円、オプション値引き額としては5~10万円といったところでしょうか。
しかし、これはかなり甘めの目標金額であり、あるサイトでは、オプション含む平均値引き相場は3万であるとしているところもあります。
利益率の低い軽自動車では、車両本体価格から5%を超える値引きをしてしまうと販売店の利益が出なくなってしまうので、これ以上の値引きはほぼ不可能です。
更に言うと、新型ジムニーは20年ぶりのフルモデルチェンジであることを考えると、ディーラーとしてはさらに厳しい2~3%の値引き程度しかできないのが現状と言えます。(2018年9月現在)
発売前からバックオーダーが積み上がっており、発売直後も大量の注文が入っている状況です。
当面の間は、大幅な値引きはほとんどないと思ったほうが良いでしょう。
どうしても安く購入したいという方は、注文ラッシュが落ち着くまで待つのがベストといえます。
車両本体価格での値引きが難しい新型ジムニーですが、注文ラッシュが落ち着くのが待てず、更に値引きを狙うのであれば、オプション装備の値引きでトータルの価格ダウンを狙うべきです。
フロアマットが1万800円、ワイドバイザーが1万5120円、マッドフラップセットが1万800円、LED付きナンバープレートリムが1万520円(取付工賃込み)などのベーシックなディーラーオプションが値引き交渉の狙い目となります。
これだけの装備がサービスでゲットできれば、約5万の値引きになるので、車両本体価格よりもオプション装備で値引きを狙うのがベストと言えます。
そもそも新車の値引きっていくらまでいける?

新型ジムニーの値引きに関してですが、結論を言えば「辛い」となります。
あえて辛いという表現を利用しているのは、厳しいというよりも、交渉や購入先によって値引き額が大きく変わってくるからです。それでは値引きがいくらまでいけるのか、詳しくみていきましょう。
新型ジムニーを限界まで安い金額で購入するには、購入する時期もポイントとなります。時期によっては、思った以上の条件を引き出せる可能性があります。
新型ジムニーが良い条件で購入できる時期はずばり3月と9月です。
この2つの月は決算月ということもあり、ディーラーとしても多くの数字を欲しています。
とにかくお得に新車を購入したい方は、決算月に狙いを絞ると良いでしょう。
また、決算時期以外で狙い目なのは、ボーナス商戦が繰り広げられる7月や12月です。
ボーナス時期は、他の月よりも消費者の財布の紐はゆるくなりがちです。そして、販売側はその隙を見逃しません。新車を購入してもらうためには、他の商品に目が行く前に、お得な条件を提示して成約に持ち込もうとします。
本体価格を極端に下げるのは難しいかも知れませんが、この時期はオプション品の大幅な値引きを狙うことが可能です。
一例としては、車両値引き額25万、オプション値引き額35万で、値引き計55万円超えで新型ジムニーを購入できたという方もいらっしゃいます。
値引き交渉で有効なのが「ライバル車を引き合いに出す」というテクニックですが、ジムニーはある意味でオンリーワンな存在です。
国内唯一のライバル車だった三菱パジェロミニも2012年6月には生産を終了し、わずかな在庫を販売している状況なので、同じベクトルの車種でのライバル車は存在しません。
あえて新型ジムニーのライバル車となるのは、同じくスズキの「ハスラー」でしょうか。
「遊べる軽!」として販売されているハスラーは、街乗りにマッチした小洒落たデザインとカラーバリエーションを誇るだけではなく、クロスオーバー車としてある程度の悪路はものともしない高い走破性を備えていて、人気が爆発しています。
新型ジムニー狙いでショールームを訪ねても、最初はあえてハスラーに興味があるかのように振る舞えば、販売を開始した直後の新型ジムニーでも限界近くまで値引きを狙うことができるかも知れません。
ただし、ハスラーはかなり抑えめの価格帯でリリースされており、最上級のXターボ2トーン仕様車4WDでも159万円です。
新型ジムニー狙いであれば、ライバル車としてハスラーを引き合いに出すときには、最高グレードのXターボ2トーン仕様車4WDに食いついてみましょう。
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