三菱新型デリカD:5につけれるタイヤは? リフトアップやインチアップは?

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/exterior/

2019年2月15日に販売を開始した新型デリカD:5は、ビッグマイナーチェンジの結果、エクステリアが大きく一新されました。
鋭い表情に変化した新型デリカD:5は、雪道・悪路をより一層力強く走る風貌を漂わせており、タイヤをサイズアップさせたり、リフトアップすると、さらにスタイリッシュさが増すはず。

今回は、新型デリカD:5に装着できるタイヤはどれくらいの大きさなのか、またリフトアップやインチアップについてご紹介します。

新型デリカD:5のタイヤサイズは?

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新型デリカD:5にはP、G-Power Package、G、Mの4タイプが用意されています。

ベースグレードのMのタイヤサイズは215/70R16、P、G-Power Package、Gは225/55R18を装着。
URBAN GEARのG-Power Package、Gには専用ホイールとともに225/55R18が装着されています。

近年登場している新型モデルの車に装着されているタイヤは、17インチを超える大口径のものが増えています。
タイヤのインチが大きくなることに比例して、タイヤの扁平率が小さくなることをご存じでしょうか。

例えば先ほど新型デリカD:5のタイヤサイズは「215/70R16」「225/55R18」とお伝えしました。

この中で「70」「55」がタイヤの扁平率を表しており、この数字が小さいほどタイヤの厚さ(ホイールの外端からゴム部分の外端までの長さ)が薄くなるのです。
最近の車はホイールの大口径から扁平率が小さくなっており、扁平率が50より小さいものが多くなっています。
そんな中、新柄デリカD:5は扁平率が「70」「55」と比較的厚めとなっていることがお分かりいただけるでしょう。

新型デリカD:5のように雪道や悪路など、路面状況が悪い道を走破することを想定して設計された車は、タイヤの扁平率を高くすることで乗り心地の悪さや、ショックアブソーバーへの衝撃を和らげているのです。
扁平率が低いタイヤは、タイヤに入っている空気の体積がもともと小さく、空気が満たされていないタイヤは走行時の衝撃を吸収しきれないことから、乗り心地が悪くなります。
また扁平率が低いタイヤは、走行中に車の重みがかかったタイヤが回転することで、タイヤがたわんだ状態から元に戻ろうとしやすくなりますので、走行性能にも影響を与えてしまうのです。

新型デリカD:5の扁平率が高めに設定されているのは、走行性能に大きな影響を与えないようにし、雪道や悪路をスムーズに走行することが視野に入れられています。

新型デリカD:5のタイヤをサイズアップさせるには?

新型デリカD:5のタイヤをサイズアップするためには、ホイールのインチを上げる必要があります。

そのためには新型デリカD:5に装着されているホイールについて知っておく必要がありますので、以下の情報を参考になさってください。

新型デリカD:5のタイヤ・ホイール情報

16インチ 18インチ
タイヤサイズ 215/70R16 225/55R18
ホイールサイズ 16×6.5J 18×7J
ナット数 5穴 5穴
PCD 114.3 114.3
インセット 38 38

ホイールの幅やインセットは、市販されているホイールによってさまざまで、選択を誤るとタイヤ・ホイールがボディからはみ出してしまい大変危険なうえ、車検に合格することができませんのでご注意ください。

ホイールにはさまざまなメーカーがあり、新型デリカD:5に適合するタイヤ・ホイールの多くは17~20インチです。
上記のタイヤ・ホイールの情報をもとに、タイヤ・ホイール専門店などで商品を選ぶときは、必ず販売店のスタッフに、新型デリカD:5に適合し、車検に合格できるのかを確認しましょう。

サイズアップしたときは、純正タイヤ装着時の負荷能力を下回らないように空気圧を調整することが大切です。
またタイヤの外径を、もとの装着タイヤに合わせなければスピードメーターの誤差や、ボディへの干渉の原因にもなります。

タイヤのサイズアップは見た目をスタイリッシュにするだけでなく、運動性能やグリップ性能が高くなるなどのメリットがありますが、乗り心地が悪くなったり、燃費が下がる原因にもなりますので、サイズアップを行なうときは、メリットやデメリットを理解しておきましょう。

新型デリカD:5をリフトアップするには

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新型デリカD:5は雪道・悪路を走破することを可能にしている車であり、リフトアップをすることで、より環境の悪い悪路であっても走破することができます。
前モデルのデリカD:5でもリフトアップしている姿を見かけましたが、新型デリカD:5でもリフトアップされる方がいらっしゃるでしょう。
リフトアップするためにはデリカD:5のカスタマイズを専門に行なっている店舗や、オフロード車・SUV車のカスタマイズを専門にしている店舗だと作業してくれます。
専門店は、リフトアップの知識や技術が豊富にありますので、安心して任せることができるでしょう。

リフトアップすることで見た目がカッコよくなりますし、車高そのものが高くなりますので視認性にも優れます。
ただ車高が高くなっている分、高さ制限のあるところでは注意が必要ですし、走行中の安定性が悪くなることは知っておきましょう。

またリフトアップするときに留意しておかなければならないのが、あまり高くリフトアップしすぎると車検に通らなくなることです。
リフトアップするときは2・4・6インチアップするのが一般的で、2インチアップまでなら4cm以内のリフトアップになるため、車検に合格することができます。

しかしそれ以上のリフトアップの場合は4cm以上のリフトアップになるため、そのままの状態では車検に合格することができず、車検に合格するためには車高をもとの高さに戻すか、陸運局に構造変更の届け出を出す必要が出てくるのです。

スプリングコイルを組むだけのような少しのリフトアップであれば50,000円程で済みますが、さらにリフトアップする場合は100,000~400,000円程の予算が必要になってきます。
しかしリフトアップするほど新型デリカD:5らしさを強調することができますし、どんな環境の路面でも走破することができますので、できることならグンとリフトアップしたいものです。

その場合は、きちんと構造変更の届け出を出すようにしましょう。

まとめ

今回の記事を参考に、新型デリカD:5に装着できるタイヤはどれくらいの大きさについて知っていただき、またリフトアップやインチアップについて深めていただければと思います。

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