オデッセイってどんな車? オデッセイの基本情報をまとめました

ホンダオデッセイは初期型1994年10月に発売された5ドアミニバンで、多人数乗用車の先駆け的な存在です。
発売後に4度にわたるモデルチェンジを経て、現在販売中のモデルは2013年に発売された5代目(RC1/2/4型)です。

5代目モデルは2013年以降も何度かマイナーチェンジが行われ、2016年2月にはハイブリッドモデルが新たに追加されました。
現行モデルには通常のガソリンエンジンモデルと、ハイブリッドモデルの2種類が販売されています。

ハイブリッドモデルはガソリン車よりも約100万円高い3,936,400円ですが、小型乗用車並みの高い燃費性能を誇ります。
搭載されているエンジンサイズはガソリン車は2.4Lでハイブリッド車は2.0Lで、車体重量は約1.9tとなっています。
車体価格は仕様によって変わりますが、300万円~400万円です。
ハイブリッドタイプはエコカー減税の対象で、税制面の優遇措置を受けることができます。

オデッセイの駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDの2種類で、乗車定員は7名または8名です。
シートの組合わせですが、最前列は運転席と助手席(2名)で2列目と3列目にそれぞれ3名分(最大6名)のシートが設置されています。

乗車定員が7名のタイプは2列目シートが2名で最後尾が3名となります。
2・3列目のシートアレンジを変えることで、室内の空間を自由自在に利用することが可能です。
3列目のシートを床下に収納させると、後方に大きなラゲッジスペースを確保することができます。

オデッセイ シートアレンジ
出典元:HONDA HP

2列目のシートを後方にスライドさせることで、3列目シート用のスペースを活用して広くて快適な後席の空間を確保することも可能です。
3列目シートを収納させて2列目シートを前にスライドさせると、後部に広大なラゲッジスペースを作ることもでき、大きな荷物を運搬するのに使用することができます。
2・3列目の真ん中の背もたれを倒すことで、長尺の荷物を室内に搭載するスペースが得られます。
3列目のシートを立てた状態でも、後方に収納スペースが確保されています。
オデッセイは2・3列目シートの空間を自由自在に利用することができるという特徴があります。

ドアが大きいオデッセイは一般向けだけでなく、福祉車両としても利用されます。
福祉車両仕様では助手席または2列目の左側のシートを車体の外に移動させることで、車椅子を利用している方でも簡単に乗り降りができます。

オデッセイの名称はギリシャ語の「オデュッセイア」に由来し、これは「長い冒険旅行」という意味です。
長時間のドライブでも、広い室内で快適に車内で過ごすことができるように設計されています。

オデッセイのスペック

車両価格2,980,000円~
カタログ燃費12.6~13.6km/L(ガソリン)
24.4~26.0km/L(ハイブリッド)
実燃費約10km/L前後(ガソリン)
約19km/L前後(ハイブリッド)
定員7人・8人
排気量(L)2.4L DOHC i-VTEC(ガソリン)
2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD(ハイブリッド)
車両重量(kg)1,750~1,860
全長×全幅×全高(mm)4,840 × 1,820 × 1,695
室内長×室内幅×室内高(mm)2,935 × 1,560 × 1,325
最低地上高(mm)140~150
ホイールベース(mm)2,900
最小回転半径(m)5.4
リサイクル料11,740円

オデッセイの予防安全・衝突安全性能はどんな感じ?

現行モデルには、多くの安全対策のための装置が搭載されています。

オデッセイに搭載されている安全システムには事故を未然に防ぐ予防安全性能と、事故が起こった際に乗員や相手車両・歩行者の被害を軽減させるための衝突安全性能の2種類に分けられます。
車体に装備されているレーダーやカメラによって、コンピュータが周囲の状況を判断して必要に応じてドライバーに注意を促したら車体をコントロールします。

予防安全性能

オデッセイ 予防安全性能
出典元:HONDA HP

予防安全性能として、衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能・歩行者事故低減ステアリング・路外逸脱抑制機能・車線維持支援システム・先行車発進お知らせ機能・標識認識機能が装備されています。

ハイブリッド仕様車に限り渋滞追従機能が搭載可能です。

衝突軽減ブレーキは、システムが前方に障害物を検知した時に自動的に減速または停止することで衝突を回避します。

歩行者事故低減ステアリングはシステムが車体が歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を感知すると、ステアリング操作によって事故を回避する機能です。

誤発進抑制機能はアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐものです。
停止または10km/hで走行している時に、前方至近距離に障害物がある状態でアクセルを踏み込むと出力を抑制して運転者に危険を知らせてくれます。

路外逸脱抑制機能や車線維持支援システムは、高速道路などを走行中に方向指示器を作動させずに車線を逸脱しそうになった時にステアリング操作によって方向を修正します。

標識認識機能は車体に搭載されているカメラが前方の道路標識(制限速度・はみ出し通行禁止・一時停止・車両進入禁止)を感知し、ディスプレイに表示して運転者に注意を促してくれます。
標識の見落としによる交通違反や事故を未然に防ぐことができます。

衝突安全性能

オデッセイ 衝突安全性能
出典元:HONDA HP

オデッセイは衝突事故が起こってしまった場合に備えて、乗員や歩行者・他車の被害を軽減させるための装置を備えています。

乗員を保護するための装置として、衝撃を検知すると運転席と助手席の前方エアバッグと前席のドア側のサイドエアバッグが展開して乗員を保護します。
助手席側については、乗員の体格や姿勢を検知してエアバッグの展開を抑制する機能(i-サイドエアバッグシステム)が備えられています。
これらに加えて、側面の衝突を検知すると運転席と後席の窓側に展開するサイドカーテンエアバッグシステムも備えています。

ボディーの外側は衝撃を吸収する構造なので、歩行者や他車の車両の被害を軽減します。

オデッセイの走行性能は? オデッセイの走りってどんな感じ?

一般的にミニバンは車内の空間が広くて快適に過ごせるというメリットがありますが、車高(重心)が高いのでカーブを曲がる時に車体が不安定になるという弱点があります。

オデッセイは他のミニバンと比較して低床構造で重心が低いので、走行安定性が非常に高いという特徴があります。
オデッセイは車高が高いのですが高速道路や山道などでカーブを曲がる際も車体が安定していて、セダンと同じような感覚でハンドルを操作することができます。
車高が低く設定されていますがサスペンションは柔らかめなので、乗り心地が良くて長時間のドライブでも快適です。
走行中に路面の凹凸や振動を感じることはありません。ちなみに車体が低床なので、他のミニバンよりも乗降がしやすいというメリットもあります。

オデッセイの車体重量は2t近くに及びますが、搭載されているエンジンの出力に余裕があるので加速性能が高いです。

ハイブリッド車については2Lエンジンが搭載されていますが、蓄電池に蓄えられた電力とエンジン動力を組み合わせることで3Lエンジン車並みのトルクが得られます。
俊敏な加速を求めるユーザーであれば、ハイブリッド車の方がおすすめです。

オデッセイは出力に余裕のあるエンジンを搭載していることと低床で重心が低いので、重いミニバンであることを忘れてしまうほどのスポーティーな走りを楽しむことができるクルマです。

ハイブリッド車の駆動輪はエンジンの回転軸と直結しておらず、発電した電気で駆動用のモーターを回転させることで駆動する構造になっています。そのためハイブリッド車は変速機が存在せず、電気自動車や電車と同じようにスムーズに加速します。
低速走行時はエンジンが停止した状態で、バッテリーに充電した電力のみで走行します。
そのため自宅の周辺や駐車場内を低速で走行する場合は走行音が非常に静かで、夜間でも近隣に迷惑をかけることがありません。

ハイブリッド車にはECONモードの切り替えスイッチを備えています。
ECONモードをオンにすると燃費を優先して加速が控えめになりますが、スイッチをオフにするとスポーティーな走りを楽しむことができます。
普段はECONモードをオンにして燃費を優先しても特に問題はありませんが、高速道路や山道を走行する場合はスイッチをオフにすることで快適に運転することができるようになります。

オデッセイは車体が大きいミニバンですが、ガソリン車・ハイブリッド車ともに低重心かつエンジンの出力が大きいのでセダンと同じように“自由自在”に操ることができるクルマです。

オデッセイの燃費は? カタログ燃費や実燃費をまとめました

オデッセイのJC08モード燃費ですが、カタログによるとガソリン車はFF車で13.6km/L・4WD車で12.6km/Lとなっています。

重量あたりに換算して比較すると、これは他社のミニバン(ガソリン車)とほぼ同じ水準です。

これに対してハイブリッドモデルの燃費は24.4~26.0km/Lで、他社のハイブリッド車と比較して非常に高い燃費性能を誇ります。
ただしカタログの数値は理想的な状態で測定した結果で、実際に市街地や山道を走行した場合の燃費性能は低くなってしまいます。
ちなみに使用する燃料はいずれのタイプもレギュラーガソリンです。

インターネット上の口コミサイトで、実際にオデッセイを使用しているユーザーの報告を平均した数値(実燃費)を見ると、ハイブリッド車が19.0km/Lでガソリン車が9.8km/Lとなっています。
実燃費の目安として、ハイブリッド車は約20km/Lでガソリン車が約10km/Lとみなすことができます。

オデッセイの維持費は? 税金など年間維持費をまとめました

年間あたり1万kmを走行すると仮定した場合に消費するガソリンは、ハイブリッド車が約500Lでガソリン車は約1,000Lです。

2018年5月時点でガソリン代の平均がリッターあたり145円前後なので、年間あたりの燃料代はハイブリッド車が72,500円でガソリン車が145,000円となります。
燃料タンクの容量は50Lまたは55Lなので、給油1回あたりの燃料代の目安は7千円前後です。

ハイブリッド車の燃料・オイル代の合計は年間あたり約8万円程度で、ガソリン車は約16万円です。

オデッセイは他社製のミニバンと比較して走行性能が高いのですが、価格が安いレギュラーガソリンを使用することができるのでランニングコストが低めです。

ハイブリッド車はエコカー減税が適用されるので、税金は年間あたり約1万8千円です。
ガソリン車の方は約6万1千円前後となります。

車検代は2年毎に約4万円として、年間あたりに換算すると約2万円です。

1年あたりの維持費燃料代・オイル交換代・税金・車検を合計すると、ハイブリッド車は約12万円でガソリン車は約24万円となります。

ハイブリッド車は新車購入時の車両価格が100万円ほど高くなりますが、税金を含めてトータルコストを比較すれば約8年で元が取れる計算です。
ちなみにハイブリッド車は走行音が静かで加速に優れているだけでなく、災害などの際に最大で約1,500Wもの家庭用電源を得ることができます。
付加的な機能を考慮すると、仮にトータルコストが同じでもハイブリッド車を選択するメリットがあると言えます。

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