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日産が新しい電気自動車として登場させたのが「SERENA e-POWER」です。
e-POWERといえば、「ノートe-POWER」ですが、今回はミニバンであるセレナにe-POWERを搭載させました。
新しいハイブリッド電気自動車!?
電気自動車と勘違いしがちですが、実はハイブリッド車になっています。
ガソリンで発電して電気モーターで走らせるという仕組みです。
電気モーターで走ることによって、アクセルを踏んでも静かに走りますし、エンジン音がうるさいと感じることも少ないようです。
エンジン車や通常のハイブリッド車だと、坂道などでアクセルを踏み込んだ時にエンジンが高回転してうるさくなってしまいます。
しかしセレナe-POWERは、貯めた電気で走ってるためエンジン音が少なくなっているのです。
電気だけでも走れる!?
「マナーモード」が搭載されていることで、バッテリーが充電されていれば電気だけで走ることも可能になっています。
しかし、現行モデルではバッテリーが90%充電されていたとしても、市街地走行パターンで2.7km程度しか走れないようです。
夜間や早朝に静かに車を出したい時には有効かもしれませんが、実用的な距離ではないので電気自動車とは言えないですね。
ブレーキいらず!ワンペダルだけで走れる
そして、もう一つの特徴がブレーキ無しでも走れるというワンペダル走行ができるということです。
セレナe-POWERには、「D」、「S」モード、「ECO」モードの3つの走行方法が用意されています。
Dレンジは誰もが利用している普通に走るモードです。
「S」モード、「ECO」モードには、発電ブレーキ(エンジンブレーキのようなもの)がかかるようになっていて、発電のためのエンジンブレーキということです。
Dレンジでアクセルを離しても、そこまでエンジンブレーキはかかりませんが、「S」モード、「ECO」モードだと発電ブレーキが作動するようになっていて、ブレーキがかなり効くようになっています。
通常の車でいう、Lレンジに入れたようなエンジンブレーキがかかってくれるようです。
エンジンブレーキ(発電ブレーキ)がかかってくれるため、信号などで完全に停止する以外にブレーキを使うことがほとんどなくなるようです。
逆にアクセルは踏みっぱなしにしておかないといけなくなるので、微妙なアクセルワークが必要になるのかもしれません。
高速道路などでの高速走行時に関しては、発電ブレーキはゆるめになるように設定されているので、ちょうど良い感じで走れるようですね。
先進安全装備も充実
日産ならではの先進安全装備も充実しています。
プロパイロット
高速道路や渋滞などの単調な運転には、プロパイロットを起動することで、同一車線を自動運転してくれます。
ハンドルだけではなく、アクセルからブレーキまで自動で制御してくれるので、連休時の長距離ドライブの渋滞では大活躍してくれるでしょう。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
フロントガラスに装着されているカメラで、前方の歩行者や車を検知して、危ない時には警告表示やブザー、自動ブレーキをしてくれて、衝突の回避や軽減をしてくれます。
自動ブレーキがあるからと言って、完全に止まってくれるわけではないので注意が必要です。
インテリジェント ルームミラー [メーカーオプション]
荷物を積んだり、人がたくさん乗った時にはバックミラーで後方確認ができないときが出てきます。
インテリジェント ルームミラーは、車両後方についているカメラをミラーに映し出してくれます。
ボタン一つで、バックミラーが後方カメラ映像に変わってくれるので、荷物があっても人が乗っていても後方をしっかり確認できるようになっています。
インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム) [メーカーオプション]
駐車が苦手な人でも、車庫入れや縦列駐車をボタン一つでやってくれるシステムです。
ハンドル操作は自動で行ってくれるのですが、アクセルやブレーキは自分で操作するようになっています。
アクセルやブレーキのタイミングも合図してくれるので、簡単に駐車できるようになっています。
個人的には、アラウンドビューモニターがあれば、誰でも駐車できるのではないかと思いますが…。
インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)[メーカーオプション]
インテリジェント アラウンドビューモニターは、車を上から見た映像を映し出してくれます。
更に人や自転車などの動いているものを検知してブザーも出してくれるので、うっかり見落としてしまったときにでも回避することができます。
また、通常だとRレンジに入れることで、バックカメラなどが起動するようになっていますが、「CAMERAスイッチ」を押すことで起動することができるのは嬉しいですね。
ハイビームアシスト [グレード別設定]
ハイビームを自動で制御してくれるシステムです。
ハイビームで走行している時間が長いと、対向車が来たときにもうっかりローにするのを忘れてしまいがちです。
そんなうっかりミスも自動で制御してくれます。
ハイビームにすることで視認性も上がりますので、夜間走行時にはありがたいシステムです。
壁などへの衝突回避をアシスト。踏み間違い衝突防止アシスト [メーカーオプション]
老人や年配の方に多い踏み間違いをなくしてくれるシステムです。
若い人でも、うっかりブレーキとアクセルを間違えることがありますので、自動で壁を認識して制御してくれるのは安心感があります。
インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) [メーカーオプション] /LDW(車線逸脱警報)
ちょっとした脇見運転をして、車線を逸脱してしまいそうな時に警報や制御してくれるシステムです。
ちょっとナビを見たり、ナビで流れている映像やTVを見ている時にうっかりすることを経験したことがある人がほとんどでしょう。
ブザーを鳴らしてくれることで気がつくことができるので、事故を未然に防ぐ事ができます。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知) [メーカーオプション]
フロントカメラで、一時停止や進入禁止、速度標識を認識して警告してくれます。
初めて走る道などでは、一時停止を見落としてしまうこともありますし、進入禁止に気が付かないこともあるでしょう。
そんなうっかりさんにもありがたいシステムです。
インテリジェント DA(ふらつき警報) [メーカーオプション]
長距離の運転などで、運転している人の集中力や注意力が低下しているということをハンドル操作から判断してくれます。
車両接近通報装置 [グレード別設定]
モーター走行で静かすぎるため、歩行者に車の接近をお知らせしてくれるシステムです。
バックするときにも作動してくれます。
VDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む])
滑りやすい路面やカーブ、障害物を回避したときなどに発生しやすい横滑りを検知して、自動で制御してくれます。
急ブレーキを掛けても、ブレーキ圧も制御してくれるので、タイヤがロックしにくくなっています。
安全性能もバッチリ!エアバッグや高強度・衝撃吸収ボディで安心
安全性能も充実しています。
運転席と助手席のエアバッグは、全面と側面から出てきます。全車に標準装備となっています。
1列目から3列目まで、乗っている人を保護するSRSカーテンエアバッグシステムもオプションで付けることができるので、乗っている全ての人をエアバッグで守ることが可能です。
また、高強度の安全ボディ+歩行者障害を軽減するボディに仕上げています。
高強度にするだけでは、人にぶつかった時に人のダメージが大きくなってしまいます。
ですので、高強度だけではなく、衝撃吸収してくれるボディも複合させることで、車の中の人も歩行者も守るボディになっています。
まとめ
日産のe-POWERは、電気をガソリンで作りながら走るという新しいハイブリッド電気自動車を作りましたね。
ハイブリッドや電気自動車が主流になってくる今後、日産のe-POWERや電気自動車の進化にも期待ですね。
次は、日産の人気SUVエクストレイルにもe-POWERを搭載してほしいです!