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最近では、若者の車離れが進んでいると言われています。
しかし、管理人のように田舎に住んでいると、車は夫婦で一台というよりも一人一台という感覚の人が多いです。
家族用のミニバンと奥さんが乗る送り迎え用の軽自動車という家庭が多いように見受けられます。
管理人の地域では、東京などの都市部に比べると公共の交通手段が少なすぎて、「電車が1時間に1本」しか走っていません。
バスも走っていますが、1時間に1本か2本程度でしょう。
このような地域では車は必需品ですし、一人一台というのが当たり前になっています。
管理人も東京に住んでいるときには車は持っていませんでしたが、特に不便と感じたことはありませんでした。
むしろ、東京では車を持つと駐車場代が高すぎますし、電車で移動したほうが早いというメリットはあります。
何より、時間が正確なので人身事故などがない限り、予定通りに動けるのは良いですよね。
それでも結婚している人は、家族みんなでお出かけするときのために、ミニバンを一台持っているという家庭は多いでしょう。
そこで、車を維持するために必要なお金や車を維持できない人の特徴をまとめてみました!
車を持っているだけでかかる維持費はいくら?
車を所有しているだけで維持費はかかってしまいます。
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- 車検費用
- 自動車保険(任意保険)
- ガソリン代
- 駐車場代
ガソリン代や駐車場代を引いて計算しても、どれだけ安く見積もっても年間約10万円はかかります。
軽自動車の場合だと、自動車税や重量税が安くなりますので、年間6万円くらいにはなります。
この金額に、自動車保険や車の購入費用、駐車場代、ガソリン代も入ってきますので、2000ccクラスのミニバンでも年間30万円~40万円近くかかってくるでしょう。
車が必要な地域だと、必要な出費なので仕方がないのですが、都市部に住んでいて、1ヶ月に1,2回くらいのドライブ程度でしたら、レンタカーを借りたりカーシェアリングサービスを利用したほうが格段に安いです。
ご家族でカーシェアリングサービスを利用する方は少ないでしょうが、できるだけ出費を減らしたいということを考えているのでしたら、軽自動車に乗り換えるのが一番です。
車を購入する前には、購入する車の維持費がどれくらいかかるのかということと、それに見合った使い方をするのかということをしっかりと確認しましょう!
車を維持できない人の特徴とは?
車を購入しても、車検やガソリン代、税金など色んなお金がかかって車を手放そうと考えている人は少なくありませんし、実際に車を売ってしまった人もいます。
そこで、車を維持できない人の特徴をまとめました。
- 貯金もないのにローンで車を購入
- 収入が少ないのに高級車をローンで購入
- 自動車保険(任意保険)が高くて生活がきつい
- 車検や税金などの急な出費が準備できない
貯金もないのにローンで車を購入
カーローンは比較的に審査に通りやすいローンの一つです。
管理人がはじめて購入した中古車もローンで購入しました。
しかし、18歳の若造にローンの厳しさや利息の大きさなどわかっていませんでした。
支払いは毎月約3万円。
当時は働いていて、手取り25万~30万円はもらっていました。
しかし、若いので遊びまくっていましたし、車をゲットした18歳の若者集団は、毎日のようにナンパに明け暮れます。
駐車場代は実家だったのでかからなかったのですが、ガソリン代が2日で5,000円とかいうのはザラでした。
遊んで、洋服を買ってローンを払っているとあっという間に給料はなくなっていました。
この毎月3万円を5年間。合計約180万円を支払いましたが、利息は約30万円です。
諸事情があり、車検などが来る前に車を手放すことになったのですが、車検がきたとしても貯金もないため、車検費用を払うことはできなかったでしょう。
また、当時は自動車保険には加入していませんでした。(両親がこっそり加入していたようでした。)
自動車保険の大切さもわからず、無謀にもローンで車を購入するのは自殺行為です。
特に若い人の自動車保険は、高額になるのでローンが3万円でも、自動車保険が月々2~3万円はかかるのでかなり厳しい生活になりますね。
収入が少ないのに高級車をローンで購入
ローンを使うというのは、先述した事例と同じなのですが、高級車の悪いところは、燃費が悪くてガソリン代がたくさんかかってしまう車が多いです。
高級車は基本的にはエンジンが大きくて、燃費が悪くなってしまう車が多いです。
車重が重いというのも燃費が悪くなる原因の一つでしょう。
エンジンも大きくなりますので、自動車税や重量税も必然的に高くなってしまいます。
また、車両保険に加入すれば、高級車である以上保険料が高くなってしまうのは仕方がないことです。
車は浪費というくらい無駄なお金がかかるものですので、お金がない人が高級車に乗って見栄を張るのは絶対にやめておきましょう。
風呂なし住宅に住んで、高級車に乗っている人がたまにいるようですが、普通の車に乗って普通の生活をしていたほうが良いですし、若いときに仕事を頑張って、お金を稼げるようになってから高級車に乗ったほうが絶対に楽しいと思います。
車を購入するときには身丈にあった車を選ぶようにしましょう。
自動車保険(任意保険)が高くて生活がきつい
自動車保険は、若い人にはかなり高い商品になっています。
バイクなどに乗っていて等級が少し上がっていれば多少は安くなりますが、それでも保険料は年間30万円前後かかってしまうでしょう。
年齢条件がありますが、「21歳以上・26歳以上・30歳以上」と分かれていることが多いです。
若い人ほど、事故を起こす可能性が高いというデータがありますので、保険料も必然的に高くなってしまいます。
最近だと、高齢者の交通事故が多いので、高齢者も保険料が高くなる可能性はありますよね。
車両保険をなくしたりすれば、もう少し安くなるとは思いますが、貯金がない人が車両保険に加入していないと、事故を起こしたときに過失割合分を自腹で支払いできなくて、車を処分しなければいけない状況になることもあります。
自動車保険と車のローンが重なってしまうと、月額6万円以上払うこととも少なくないでしょうし、これに駐車場代がかかってしまう人は、ガソリン代を合わせると月額10万円近く必要になることもあるでしょう。
毎月10万円の維持費を5年間続けるなら、2年間車を買うのを我慢して、240万円貯めて一括で購入できるようにしましょう。
ローンの利息は意外と大きいので、一年分の自動車保険料くらいにはなります!
車検や税金などの急な出費が準備できない
車を維持していくときに一番大きな出費が、車検や税金です。
自動車税は毎年、4月1日時点で所有している車に対して請求されます。
5月頃に請求書が届いて、5月31日が支払期日となっていることが多いです。
毎年、5月頃に請求されるので、前もって用意しておかなければいけません。
しかし、車検は消耗品の交換などで予想よりも大きな金額を請求されることは少なくありません。
消耗品を交換しなくても車検には通るということはよくあることですが、それだと車へのダメージが蓄積されやすくなってしまいますので、車が長持ちしなくなります。
車はきちんと整備をしていれば、20万kmくらいは余裕で走ってくれます。
しかし整備が疎かになってしまうと、細かいところの故障が目立ってきて、10万kmを走ればガタが来て修理費用が高くなってしまうことも少なくありません。
ですので、整備をきちんとしていくことは車を長持ちさせますし、大きな故障を予防できるのです。
格安の車検をやって車検費用を抑える人もいますが、購入したディーラーできちんとした整備をしていったほうが、将来的には車を長持ちさせますし、買取や下取りに出すときにも高額になるので、整備はきちんとやりましょう。
まとめ
車の維持費は、安く見積もったとしても年間20~30万はかかってしまいます。
高級車になればもっとかかりますし、車を利用すればするほど、消耗品もすり減っていきますしガソリン代もかかってしまいます。
実際に掛かる維持費を計算してみて、車の維持がキツイというときには車は売ったほうが良いでしょう。
そして、高級車などに乗って見栄を張っていると自分でわかっているなら、軽自動車に乗り換えましょう。
「軽自動車だと、事故の時に心配…。」と考える方はいるかと思います。
しかし、お金が苦しい状況で、無理して大きな車を乗るくらいなら軽自動車に乗り換えるのが一番です。
また、事故が怖ければ車に乗らないのが一番安全です。
とはいえ、お子さんがいる家庭や田舎の交通の便が悪いところに住んでいる方には車は絶対に必要です。
ですので、できるだけ維持費がかからない軽自動車をおすすめします。