新型デリカD:5の維持費は? 残価設定型ローンや自動車ローンで購入するといくら?

自動車ローン

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2019年2月15日にビッグマイナーチェンジして登場した新型デリカD:5。
車両価格は3,800,000円台からとなり、決して安くない価格設定となっています。

新型デリカD:5を購入する場合は、ローンでの購入をお考えの方が多いでしょう。
新型デリカD:5をローンで購入するといくらくらいになるのでしょうか。

今回は新型デリカD:5の維持費や、残価設定型ローンや自動車ローンで購入するといくらになるのかご紹介します。

新型デリカD:5の維持費はいくらかかる?

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/exterior/

新型デリカD:5を購入する前に試算しなければいけないのが維持費です。
維持費が高いと、せっかく新型デリカD:5を購入しても所有し続けることが難しくなります。

ここでは新型デリカD:5・Mを1年間所有したときの維持費を試算してみました。

新型デリカD:5・グレード「M」年間維持費シミュレーション

 初年度~3年目4~13年目
自動車税41,200円41,200円
自動車重量税0円15,000円
自賠責保険12,260円12,260円
任意保険120,000円120,000円
車検費用(印紙代1,200円含)0円9,800円
ガソリン代90,000円90,000円
駐車場代120,000円120,000円
合計383,460円408,260円

自動車重量税、自賠責保険、車検費用は車検時に支払うものですが、上記の表では1年あたりに計算したものを記載しています。

自動車税は年度ごとに発生する税金で、上記に記載している41,200円は新型デリカD:5を4月に購入したときの自動車税です。
年度途中で新型デリカD:5を購入した場合は、月割りの税金を納める必要があります。

新型デリカD:5は新車購入時の自動車取得税・自動車重量税は免税ですし、新型デリカD;5はグリーン税制対象車ですので新車登録翌年度の自動車税が75%軽減されますので、上記の表の金額にはなりません。

任意保険料については、運転者限定、ゴールド免許割引などが受けられることで安く抑えることができるでしょう。
車検費用は基本整備費用の全国平均をもとに算出しています。

ガソリン代については、年間走行距離を10,000kmとし、軽油価格は115円/L、WTLC総合燃費モード12.6km/Lで計算した結果です。

上記の維持費に含まれていないもので忘れてならないのがメンテナンス費用です。
新型デリカD:5のコンディションを保つためには、日頃からのメンテナンスが必要になります。
例えば新型デリカD:5を年間10,000km走らせた場合、エンジンオイル交換を2回したとすると約15,000円、CVTオイル交換を1回で約10,000円、エアフィルター交換で5,000円かかった場合、合計で約30,000円の維持費が追加されるのです。

その他、不具合・故障が出た場合は、別途費用が発生することを視野に入れておかなければいけません。

駐車場をご自身でおもちの方は、年間の維持費がかなり安くなるでしょう。

新型デリカD:5を自動車ローンで購入するときのシミュレーション

新型デリカD:5の車両価格は、ベースグレードであるMの3,842,640円を始めとして、最も高いものがURBAN GEAR G-power packageで4,207,680円となっています。
例えばベースグレードのMを購入するために4,000,000円のローンを組む場合、どのような返済シミュレーションになるのかみていきましょう。

新型デリカD:5・M自動車ローン購入シミュレーション

項目金額
新型デリカD:5車両価格3,842,640円
購入予定金額3,986,060円
クレジットプラン均等払い
支払回数60回
頭金0円
実質年率3.9%
初回支払金額75,159円×1回
2回目以降支払金額73,200円×59回
ボーナス加算金額0円
分割手数料407,899円
クレジット支払総額4,393,959円

新型デリカD:5のグレードMを自動車ローンで購入する場合は、月々73,200円の返済が必要です。
メーカーオプションやディーラーオプションなどを購入した場合はさらに返済額が増えることになります。
月々の返済額の負担を減らしたい場合は、頭金を入れる、ボーナス月の返済額を増やす、借入期間を延ばすなどの工夫が必要です。

ただし借入期間を延ばすとその分利息がつきますので、支払総額が増えますので注意しましょう。

新型デリカD:5を自動車ローンで購入することのメリットは、ローンを完済すれば自分の所有物になるということです。
また自動車ローンで新型デリカD:5を購入した際は、自分の好きなカスタマイズをしても構いませんし、ローン返済中であっても何km走っても制限はありません。
つまり自動車ローンで新型デリカD:5を購入した場合は、あなたが自由に乗ることができるのです。

新型デリカD:5を残価設定型ローンで購入するときのシミュレーション

新型デリカD:5を手に入れる方法は、先ほどの自動車ローンだけでなく残価設定型ローンで購入することができます。
残価設定型ローンとは、契約期間が終了すれば新型デリカD:5をディーラーに返却しなければいけません。

では具体的に残価設定型ローンで購入した場合のシミュレーションをしてみましょう。

新型デリカD:5・M残価設定型ローン購入シミュレーション

項目金額
新型デリカD:5車両価格3,842,640円
購入予定金額3,986,060円
クレジットプラン残価設定型均等払い
支払回数60回
月間走行距離1,000km
頭金0円
実質年率3.9%
初回支払金額47,582円×1回
2回目以降支払金額48,700円×58回
最終支払い額1,672,000円
ボーナス加算金額0円
分割手数料558,122円
クレジット支払総額4,544,182円

前述の自動車ローンと同じ購入予定金額、支払回数、実質年率で算出しました。
残価設定型ローンは自動車ローンより月々の支払金額が24,500円も安くなっているのが魅力です。

残価設定型ローンを利用するときは、月の走行距離が1,000km(または1,500km)という上限があること、それを超えた場合は10,000km超過毎に10,000円の追加料金が発生します。
また契約年数が終了して車を自分の所有物にする場合は、「最終支払い額」にある金額を支払う必要があるのです。

自動車ローンの「クレジット支払総額」と比較すると、残価設定型ローンのほうが分割手数料が高いことから、総額150,223円も損することになります。
契約期間中は自分好みにカスタマイズすることはできませんし、事故などで外装・内装にキズなどを負わせた場合は修理費用が請求されるのです。

最近では車を所有するのではなく、一定期間「借りる」というユーザーが増えていることから、新型デリカD:5も、自動車ローンまたは残価設定型ローンを選択できるようになっています。

まとめ

今回の記事を参考に、新型デリカD:5の維持費について知っていただき、自動車ローンと残価設定型ローンのどちらで購入するかを検討なさってください。