新型ジムニーの維持費は? 残価設定型ローンや自動車ローンで購入するといくら?

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新型ジムニーの維持費はいくらかかる?

新型ジムニーの維持費ですが、税金や保険などで年間どれくらいの維持費がかかるのでしょうか。
なお、他の車種と比較するとジムニーの維持費は全車種の維持費ランキングで254位、軽自動車の維持費ランキングで128位、ガソリン車の維持費ランキングで164位、4WDの維持費ランキングで92位となっています。

ジムニーの維持費の内訳としては、自動車税、重量税、自賠責保険、任意保険、車検、ガソリン、駐車場にかかる費用をそれぞれ計算してみます。

まずは自動車税です。自動車税の金額は排気量ごとに決まっています。
ジムニーの排気量は660ccなので、その場合の自動車税の金額は10,800円になります。

自動車税に続いて自動車重量税を計算してみます。

基本的には自動車重量税はその名の通り、自動車の重量ごとに決まるのですが、軽自動車の場合は重さに関係なく3,300円になります。
ただし、燃費基準をクリアしているエコカーの場合は2,500円となります。
ジムニーはエコカー減税対象車ではないので、車両重量税の金額は1年あたり3,300円となります。

13年目以降の自動車重量税として、新車購入時からの年数が13年、18年を超えると自動車重量税が高くなってしまいます。
ジムニーの場合は、13年以上18年未満で4,100円に、18年以上で4,400円となります。

ジムニーの自動車税と重量税を年数ごとにまとめると、初年度~13年目は合計14,100円、14~18年目は合計14,900円、19年目~は15,200円となります。

自動車税

税金に続いて保険の費用も計算してみます。
保険には加入が必須となる自賠責保険と、種類を自分で選べる任意保険があります。
自賠責保険については新車購入に3年分39,120円を、車検の度に2年分27,840円をまとめて払います。

任意保険については、年齢制限や保証内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどかかる計算となります。

車検費用は、車検については検査手数料の印紙代が1,800円かかります。
あとは車検基本料がかかるのですが、この費用はディーラーや車検業者など、どこに頼むかによって額が変わってきます。
基本的には4万程度となります。
車検は2年に1回なので、年間のコストとしては20,900万円となります。
また、当たり前ですが、新車購入時は車検は不要なので、車検費用がかかるのは4年目以降となります。

ガソリン

ガソリン代は、年間1万キロ走った場合で計算してみます。
ジムニーのカタログ燃費は13.6km/l・14.8km/lで、実燃費だと9.5km/l・10.4km/lくらいとなります。

ガソリン価格についてはリッター125円で計算します。
この燃費でリッター125円で1万キロ走るとガソリン代は12.1万円~13.1万円となります。

駐車場

駐車場を借りている場合などは駐車場の賃料もかかってきます。
月極駐車場の賃料の全国平均は8000円なので、年間だと10.4万円かかることになります。

これまで計算した自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場代の費用を足すとジムニーの年間の維持費が計算できます。
初年度~3年目は31.7万円、4~13年目は33.9万円、14~18年目も33.9万円、19年目~は34万円となります。

ジムニー維持費
自動車税10,800円
自動車重量税3,300円
自賠責保険39,120円/3年分
任意保険約65,000円(平均)
車検約40,000円/2年
ガソリン代年間約12万円
駐車場代約10万円/1年
合計約33万円/1年間

新型ジムニーを自動車ローンで購入するときのシミュレーション

自動車ローン

新型ジムニーを購入する際には、現金払いよりもディーラーに手数料が入る自動車ローンを組んだほうが値引き額は大きくなりやすいです。
そのため、自動車ローンで車を購入するメリットはあります。
ローンを組むなら金利の引き下げも要求できたりします。
また、当たり前といえば当たり前なのですが、ローン期間が長引けば長引くほど支払総額は大きくなります。

実際に私の友人も120万円もするジムニーを72回で支払うこととなりました。
友人には「ちょっと長すぎじゃないの?」と言ってみましたが、月々の支払い額が友人の限度額である23000円くらいにするには72回払いで支払うしかないとのことでした。

128万円の新型ジムニーを72回ローンで購入するといくらになる?

ローン計算

そこで、車両支払総額を一括払いからローンに変更したので、割賦手数料や割賦総額を算出した計算をしてみます。

ディーラーのローン手数料は8%~10%と割り高い水準となっているので、間をとって9%で計算してみます。
まず、先程の車両支払額に8640円のローン手数料が合算されるので、合計額が約128万円となります。
そしてこの128万円がそのままローン元金となります。

返済額シミュレーション結果としては、元金128万円に利息38万ほどが付いて、合計166万1234円となりました。

このように、120万円だった車両代は72回という長期ローンを組むことにより、166万円と大幅に高額となってしまいました。利息で38万円です。
本来は128万円で購入できたはずが、72回の長期ローンをかけることにより、利息が38万円にもなってしまいました。

128万円の新型ジムニーを72回払い→36回払いに変更したらいくら?

これをもし、支払回数36回で分けた場合にはどうなるでしょうか。
元金128万円の、利息が18.5万円、合計146万5332円となりました。

このように利息も半分以上少なくなり、18.5万円くらいで収まるのです。
つまり、軽自動車でも高級車でも車を購入するときには、長くても36年、理想は現金一括払いで支払うべきだと言えます。

また、300万円以上の高額な新車であれば長期ローンで支払うのもわかりますが、128万円の利息を見ても分かる通り、300万円以上になれば、倍以上の利息を支払うことになります。
管理人が18歳のときに、150万円の中古車を5年ローン(60回払い)で購入したときの支払総額は約180万円でした。
車は維持するだけでもお金がかかりますので、できるだけローンは組まない。
頭金をできるだけ多く入れるということを頭に入れておきましょう。

ローン利用者は6割近くいるとも言われていますが、2,3割程度だというデータもあるようです。
意外とローンを利用している人は多いので、ローンを組むことは恥ずかしいことではないです。
ローンを組むときには、できるだけ安い金利のところを探すようにしましょう。
安ければ2,3%の金利でローンを組むこともできますよ!

新型ジムニーを残価設定型ローンで購入するときのシミュレーション

スズキファイナンス

https://www.suzuki-finance.co.jp/credit/kaeru-plan/kaeru-plan_36/index.html

ジムニーの残価設定型クレジットのメリットは下記のようなことが挙げられます。

  • 頭金がなくても月々の支払い額が安くなる
  • 中古車を検討していた人でも新車に手が届く
  • 銀行ローンに比べて契約手続きが楽になる
  • 通常のディーラーローンよりも金利が低い
  • ジムニーの値引きが多くなる

最大のメリットとしてはやはり、「頭金がなくても毎月の支払い額が抑えられる」という点でしょう。
そのため、予算の都合で中古車をと考えていた人でも新車を買うチャンスが増えてくるのです。

さらに通常のディーラーローンよりも金利手数料が安く設定されているため、ローンを組みやすいのもメリットのひとつです。
他にも嬉しい副産物として、残価設定型ローン(かえるプラン)を使ってジムニーを購入すると、新車の値引きが多くなるチャンスがあります。

残価設定ローンが終わったら、スズキの新車に乗り換え、ジムニーを返却する、そのままジムニーに乗り続ける(一括払い・再分割払い)とセールスさんから説明があると思いますが、「返却」と言われてしまうと、残価設定ローンが終了したときには、ジムニーをスズキディーラーへ返却しなければならないと思ってしまいますが、実際はそうではありません。

残価設定ローン終了時にディーラーが付けていた査定金額よりももっと高い金額でジムニーを売れるところがあれば、そこへ売ってしまって構わないのです。
また、残価設定クレジットといっても、通常のローンと変わりません。
ただ、最終回に支払う元金が多くなるという認識です。

残価以上の価格でジムニーを車買取店に売れば損しない!

女性 丸

人気のジムニーランドベンチャーに、ボディーカラーは人気のパールホワイトをメーカオプションで選択し、ナビ、ETC、ドアバイザー、フロアマットのディーラーオプションを付けて5年の残価価格型クレジット「かえるプラン」で購入したとします。

総支払額は186万円で、5年後の残価は47万5800円となります。
5年後の残価設定額は47万5800円なので、ディーラーは残価の47万5800円でジムニーを引き取ってくれることでしょう。
しかし、買取店へジムニーを売れば、5年落ちの買取相場からみて、110万円での買い取りも可能となります。

ただし、残価設定型ローンで購入している車の所有者はディーラーになります。
ですので、残価を全て支払って所有者をあなたに移さなければ売却することはできないでしょう。
車買取店に話をして、残価分を用意してもらうということもできなくはないかもしれませんが、基本的にはあなたがお金を用意するしか無いでしょう。

もう一つ、できるかもしれないという方法は、残価分をローンにして支払うようにすることです。
ローンでしたら、ローン残高以上の買取価格になれば車買取店でも対応してくれるでしょう。
ローンでも対応してくれるので、残価設定型ローンでも対応してくれるところはあります。

下取りに出すよりも、買取店に買い取ってもらったほうが高く売れるので、この方法ができると残価設定型ローンを最大に利用できていると言えるでしょう!