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新型ジムニーの燃費は?
車に乗る際に重要な要素の一つに、燃費があります。
燃費の良しあしは給油回数にも影響し、燃料費にも大きく左右します。
そのため車を選ぶときには多くの人が確認するポイントであり、その点を重視している人にはとても大切なものです。
新型ジムニーの購入を検討している場合も重要なことであり、しっかりと燃費を確認しておくことが大事です。
新型ジムニーでは走行モードはWLTCで計測されているので、JC08モードとは違う点に注意が必要になります。
WLTCモードはJC08モードに比べて低い数値になっているので、そこを把握しておくことが大事です。
新型ジムニーの燃費ですが5MTモデルでWLTCが16.2kmの市街地が14.6km、郊外で17.5kmそして高速で16.5kmとなっています。
また4ATモデルではWLTCで13.2kmの市街地で11.0km、郊外は13.9km最後に高速が14.2kmです。
このように新型ジムニーでは、オートマチック車よりもマニュアル車のほうが燃費がいいです。
多くの自動車でオートマチックが主流になっていますが、新型ジムニーではマニュアル車もあるので選択肢が広がっています。
しかしマニュアルの場合にはマニュアルの免許も必要であるので、持っていない人は乗ることができません。
その点も加味して、選ぶことが大切になります。
また当然ですが重量が重くなれば、その分燃費も落ちてしまいます。
これらの数値は標準装備時であるため、装備やアクセサリーを追加した場合には数値も落ちてしまうので注意が必要です。
オフロード車なのでどれくらいの距離を走れるかよりも、走破性を重視されていることは当然です。
しかし燃費がいいことに越したことはないので、装備などもよく考えることは大切になります。
悪路を走っているときに途中で止まってしまったということがないように、しっかりとガソリンを補充しておくことが安心して走行するためには必要です。
新型ジムニーの実燃費は?
新型ジムニーを検討する際にどのくらい走れるかはとても重要で、そのさいの目安になる物がカタログ燃費です。
WLTCモードで計測されているためより実際の走行に近い数値が出ているといっても、カタログ上のものは検査コースで走った数字であるためやはり正しくはありません。
実際の道路では信号で止まったり渋滞でスピードが出なかったり、右左折などで一時停止したりと燃費の悪くなることをたくさんすることになります。
そのためカタログ上の数値も目安としては重要ですが、実燃費をある程度把握しておくことが安心して走行するためには必要です。
実燃費としてはカタログ上の数値からは下がることが多く、その時の環境によっても大きく左右することになります。
夏場であればエアコンをつけながら走行することになるので、当然その分の負担がかかることになります。
ATでは市街地モードで11kmとなっていますが、実際に走行すると10kmほどです。
これはそれほど変わりないと感じますが、信号待ちや渋滞などが少ない状態でのものになるため場合によっては8kmや9kmになることもあるでしょう。
高速道路では実際は11kmくらいになるなど、運転の仕方にもよるでしょうが3kmほどは差があります。
郊外の幹線道路などでは13kmくらいになるなど、それほど大きな変化はありません。
WLTCモードというより実際の走行に近い数値になったことを考えると、そこまで大きな差があるとは言えない結果になっています。
しかし運転をする人によっては踏み込みすぎやブレーキを頻繁に踏みすぎるなど、運転手によって燃費の良しあしは違います。
燃費の良くなるような運転を行えばその分走行距離は増えるので、どういった運転をするのかそれをよく考えることが大事です。
また悪路を走行する場合は町乗りよりも燃費は下がることになるので、その点も把握しておきましょう。
そうすることで新型ジムニーの良さを、引き出すことができます。
新型ジムニーは燃費向上した?
新型ジムニーとして重要なことは、旧型と比べて燃費がどのように向上したのかという点です。
新しくなったからには、様々な面で性能が向上していると考えてしまいます。
見た目は変わっていますが、それによってどのように良くなっているのか把握しておくことが重要です。
燃費でいうと旧型ではマニュアルで14.8km、オートマで13.6kmとマニュアルのほうが性能は良いです。
新型ジムニーではマニュアルは16.2kmと数値が上がっており、オートマでは13.2kmと下がっています。
そのためマニュアルは良いですが、オートマは性能が低いと感じてしまいますがこれは走行モードの違いによるものです。
旧型ジムニーではJC08モードでの計測ですが、新型ジムニーではWLTCモードになります。
WLTCモードは冷機状態での走行時間割合の増加にアイドリング時間比率の減少、そしてドライバー以外の乗員や積載物の重量考慮などの変更があります。
それによってJC08モードよりも燃費は悪くなるため、より実際の走行に近い数値です。
そのため旧型と新型で同じように比較しても意味がなく、JC08モードと比べるには数パーセントほど低いです。
WLTCモードはではその分の数値を足したもので比較することで、向上したのかどうか判断することができます。
6パーセントほど減少しているとするとそれを加味して計算すると新型ジムニーではJC08モード換算で、MTで17.23kmでATでは14.04kmとなります。
そうなると旧型に比べてMTでは16パーセント、ATでは3パーセントほど向上しているといえるので注意が必要です。
このように走行モードが違うことにより、旧型と新型とでそのまま比較することは難しいです。
しかし1km程度の差しかないのであれば、新しい走行モードのほうが燃費がいいといえます。
こういった違いがあるので数字だけに目をやるのではなく、モードも違うことに気を付けましょう。