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新型ジムニーの良い口コミ・評判は?
新型ジムニーの良い口コミとしては、めちゃくちゃ格好良くなったという点が挙げられます。
ただジムニーといえば格好いいだけじゃない本格派の4WDです。
「レクサスが舗装路で最高なら、ジムニーはオフロード、道ではない人間が歩けない斜面ヒルクライムで最高のオフロードマシンです」と評されています。
田舎の山道や林道などをガンガン走行したい、またはしなければならない環境の人や、ひとりでもキャンプや釣りなどにガンガン出かける人、小さいサイズのSUVが欲しい人、本格派SUVが欲しい人にはおすすめで、高評価を得ているジムニーです。
4代目となり、角ばった印象を強めた新型ジムニーの見た目に関する口コミとしては、下記のような意見がありました。
- 「先代のジムニーと比べたら、新型の方が格好いいですね。四角いし、ヘッドライトも丸くなりました。」
- 「空力何それな形ですが、文句なしに使いやすくて格好いいです。」
- 「文句なしに格好いい。」
- 「軽自動車を感じさせないデザインがいいと思いました。」
- 「車のデザインがどんどん丸みを帯びていくこの時代にあえて角ばったデザインを発表したスズキさんにあっぱれ」
やはり、みな格好いいと感じているようです。
勿論中には、「あまり角ばったデザインは好きじゃない。」という人もいましたが、その辺は好みの問題。
全体的にはとにかくみんな新型ジムニーに惚れている様子が伝わってきます。
また、室内が広く感じるですとか、運転席からの眺めが良いという意見もありました。
確かに今回の新型ジムニーの内装は全体的にシンプルにまとまっていて好印象です。
積載量や燃費の向上、車体剛性のアップなどを感じる口コミも多いです。
- 「シートアレンジによって積み込みもかなりの量を確保できるので最高」
- 「後部座席がフルフラットになるので、かなり積載もしやすくなっていて良い」
- 「先代のジムニーよりも燃費が良くなったので嬉しい」
- 「コーナーを曲がるときも、車体の剛性を感じふらつくことはなかった。また低重心を感じさせる安定した走りでぐらつき感もなかった。」
- 「絶妙なバランスの乗り心地。硬さと柔らかさが良いです。軽乗用車と思えないくらい、剛性感で、バンプのいなしもすんなり」
- 「思ったより揺れないな~という印象でした。(変速ショックを除く)」
- 「ある程度の速度以上でカーブに入った際に、自然な重さ以上に重さを感じる。」
- 「地面の凹凸を吸収しているためか、安定していると思います。高速道路で安定して乗れると思います。しかし、路面を感じることが出来なくなったとも言えます。少し面白みが減ったかな?」
総合して、走破性の部分が楽しく、魅力的に感じている人が多いように感じました。
あとは、マニュアル車のシフトチェンジが楽になったという意見もちらほらと見られました。
新型ジムニーの悪い口コミ・評判は? 室内空間と2ドアが不評!
新型ジムニーの悪い口コミとしては、今回で4代目となる新型ジムニーですが、プラットホームに大幅な変更がない以上、室内空間が狭いという不満が挙げられています。
新型ジムニーを購入予定の方で、ファミリーでの使用を前提にしている方はいないと思いますが、それでも急に3~4人乗り合わせることになれば、後部座席からのブーイングは必至といえるでしょう。
あとは、2ドアというところが不評です。
今どき2ドアの車なんてスポーツクーペくらいのものです。
ところがジムニーはボディーの剛性を保つために頑なに2ドア仕様です。
以前は4ドア仕様が発売されたこともありますが、すぐに姿を消しました。
ジムニーの2ドアは後部座席からの乗り降りを配慮していない構造になっているため、後部座席の乗り降りは全席シートを大きく前にスライドさせないとほぼ不可能な点も不評なところです。
身長の高い人や足腰が悪い人にとっては、後部座席の乗り降りはまるで狭い洞窟の出入りのようだとの評判です。
ジムニーはここ最近の車の中でも特に乗り心地が悪いことで知られています。
いくらパートタイム4WDを採用していて、2WDに切り替えたとしても、重くて振動を抑える性能が弱いラダーフレーム、サスペンションにリジットアクスルを採用していれば、日頃の街乗りには路面に応じてゴロゴロやゴツゴツした乗り心地を味わうことになります。
悪路の走破性が高いことは、イコール「通常走行時の快適性を犠牲にしている」ということになります。
この点では、乗り心地を考えるのであれば、割と近いベクトルで作られているスズキのハスラーのほうが良いと考えている方も多いようです。
あとは、燃費が悪いことも挙げられています。
軽自動車を選ぶ最大のメリットが「燃費が良いこと」であるだけに、この燃費の悪さは致命的です。
新型ジムニーの燃費はJC08モードで、R06Aターボ仕様で17~19km/L程度、S-エネチャージモデルで22~23km/L程度となっているので、3代目以前のジムニーよりはかなり改善がされているのですが、それでも現行の軽自動車には遥かに劣る燃費が口コミとして挙げられています。
ライバル車であるスズキのハスラーでは4速ATで25.6km/L、最軽量のアルトではなんと4速ATで37.0km/Lという驚異的な低燃費性能を誇っているので、比較するまでもないということになりますね。
「軽自動車は燃費が良い」というイメージで何も知らずに新型ジムニーを購入してしまうと、ぐんぐんと減っていくガソリンメーターに驚くことは必至です。
新型ジムニーの評価や評判をまとめました
悪い口コミだけを見ると、新型ジムニーには大した魅力がないのではないかと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ジムニー愛好家の「ジムニスト」の間では実は大したデメリットには聞こえていないのが実情です。
なぜかというと、「だって、ジムニーってそういう車でしょ?」って感じに捉えられているからです。
ただ単に、「軽自動車に乗りたいな」という頭で購入するような一般受けする車ではないということです。
むしろ、これだけのデメリットがありながらも「それがジムニー!」であって、軽量・低燃費・室内空間を優先する軽自動車業界の逆風の中で、無骨で堅牢な車作りを優先した開発陣に拍手を送りたいところです。