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ゲレンデヴァーゲンは本格的なクロスカントリー車を思わせるフォルムが印象的、精悍で男らしさを持つなどの特徴を持ちます。
クロスカントリー車はアウトドア志向が強い人々からの注目を集める車種、タイトな走りでも柔軟に対応してくれる頼りになる愛車とも言えましょう。
しかし、ゲレンデヴァーゲンを良く見るとフロント部分にはメルセデスのエンブレムが輝いており、高級SUVであることが分かります。
ベンツのことを何となく知っている人にとって、ゲレンデヴァーゲンはベンツの車種、意外性がとても強く感じるのではないでしょうか。
まさかメルセデスベンツの車とは思わなかったと感じる人も多いのがベンツGクラス(ゲレンデ)の最大の特徴です。
ゲレンデヴァーゲンは1979年にドイツの高級車メーカーでもあるメルセデスベンツから販売が行われた高級SUVで、一般的にはベンツGクラスの名で知名度を高めています。
この車種は、元々は軍車両だったものを、民生用車両に改良したと言われており、原型となるゲレンデヴァーゲンと同じ仕様を持っています。
ベンツGクラス(ゲレンデ)の最大の特徴は可能な限り直線および平面デザインを持つ、クロスカントリーらしさのフォルムではないでしょうか。
このフォルムは軍用車両時代の風格をそのまま生かした形になっている、クロスカントリー車両が好きな人にとっては魅力的な存在になっています。
さらに、メルセデスベンツの開発者に、高級セダンでありながらも、ベンツGクラス(ゲレンデ)に搭載されていないものはないと言われているくらい装備面においても充実している、頑丈なボディは安全性を確保しているなどの特徴もあります。
尚、メルセデスベンツは2018年5月5日に開催が行われたデトロイトモーターショー2018の中で、ワールドプレミアが行われた新型Gクラスの欧州発売予定の発表を行っています。
1979年にゲレンデヴァーゲンとして登場してからは1度もフルモデルチェンジが行われていないSUVだけに、どのような形で新型Gクラスが登場するのか期待しているファンも多いと言えましょう。
歴代モデルについては基本的なデザインはそのまま、改良部分についても細部のみなどからも、フルモデルチェンジでの期待感が高まっています。
但し、メルセデスベンツはフルモデルチェンジとは謳っていないなどからも、歴代モデルと同等の改良が行われるのではないかとも予測している人も多いようです。
ベンツGクラスのスペック
車両価格 | 10,800,000円~ |
---|---|
カタログ燃費 | – |
実燃費 | – |
定員 | 5名 |
排気量(L) | 3,982 |
車両重量(kg) | – |
全長×全幅×全高(mm) | 4,817 × 1,931 × 1,969 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | – |
最低地上高(mm) | – |
ホイールベース(mm) | 2,890 |
最小回転半径(m) | – |
リサイクル料 | – |
ベンツGクラス(ゲレンデ)の予防安全・衝突安全性能はどんな感じ?
新型Gクラスは、新型Eクラス同等の予防安全装備が搭載されていると言います。
標準装備としては、アテンションアシスト・アクティブブレーキアシスト・アクティブレーンキープアシスト、交通標識アシスト・PRE-SAFE・SAFE Sound・ドライビングアシスタンスパッケージなどがあります。
アテンションアシストは、ドライバーが疲労の兆候を見せた時に、ドライバーに警告するように設計が行われた業界初のテクノロジーです。
車輪でドライバーの疲労を感知するのが特徴で、眠気の影響を受ける可能性を持つ行動をドライバーが取った時に、アテンションアシストは機能し、ドライバーに教えると言う画期的な機能になります。
長時間の運転は疲労に繋がりますが、時間だけでモニターするのではなく、エンジンを掛けた瞬間から運転手の行動を認識、運転手の個別のプロフィールを作成、プロファイルは残りのドライブ比較の基本として使用が行われるようになります。
運転行動の変化により疲労もしくは他の要因によるものであるのかを確認する、複数のパラメータをチェックしてドライバーに警告を出すのがアテンションアシストの主な仕組みになっています。
こうした安全機能は標準装備になっているので事故防止が可能になるなどの魅力を持つわけです。
ベンツGクラス(ゲレンデ)にはラダーフレームを採用していますが、これは車構造の一種であり、オフロード走行を行う車種の多くがラダーフレームを採用しているため、特別珍しいことではありません。
しかし、この車種に採用が行われているラダーフレームは、フレームを持たずに車体そのものを骨格として強度を持たせると言うモノコック型になっている点が挙げられます。
モノコック型は車体の軽量化、ねじれやたわみなどに強い、生物に例えるのであれば、固い殻で内部を守るなどエビやカニなどのような外骨格生物を思い浮かべると分かりやすいのではないでしょうか。
信頼性が高い構造になっているなどからも、衝突などの際の衝撃についても最小限に抑えることが出来る、車の乗るすべての人々をラダーフレームが守ってくれるわけです。
但し、モノコック型と比較をした場合、車両重量が重くなる、車体後部まで衝撃が伝わりやすい、室内空間の広さや乗り心地面においても劣ることになるので一概にラダーフレームが優れているとは言い切れない部分もあります。
しかしながら、この構造は馬車の時代から使用が続いている、信頼性が高い構造などからも安全性についても確保しているのではないでしょうか。
ベンツGクラス(ゲレンデ)の走行性能は? ベンツGクラス(ゲレンデ)の走りってどんな感じ?
新型メルセデスベンツGクラス(ゲレンデ)のかっこよさのポイントは無骨なスタイルなどと評価する人も多い、エクステリアは他のSUVとは異なる角張ったスタイルを持つなどの魅力もあります。
最近は丸みを帯びた車に注目が集まっている、丸みがある方がスポーティーなスタイルなどと感じている人にはGクラス(ゲレンデ)の魅力は伝わりにくいかと思われますが、SUVは頑丈さや力強さが求められる、この魅力は外観からも伝わるなどからも、無骨なスタイルを好む人にとって魅力的な車種になるわけです。
サイズ的にもそれほど大きすぎると言うことはないので、日本の交通事情にもマッチしている、駐車スペースについてもそれほど考慮せずに管理が出来るなどの魅力もあります。
新型タイプは乗る人すべてにゆったり感を感じさせてくれるインテリア空間を持ち、直感的操作を可能にするタッチモニターをメインパネル中央に配置しており、見やすさもあるので運転性能も高いと言えましょう。
また、前席および後部座席のドアトリムには足元を照らしてくれるアンビエントライトが取り付けてあるので、夜間の室内には上質な雰囲気を作り出せます。
後部座席を倒すと、ラゲッジスペースの広さが広がる、空間をより広く使いたい時などにも便利です。
ベンツGクラス(ゲレンデ)のエンジンは、クリーンディーゼル3.0LのV型6気筒Blue TECエンジン、V型12気筒6Lツインターボなどのラインナップになっており、重厚であり無骨な車体を押し出す力強い走りおよび安全性を備えています。
3.0LのV型6気筒Blue TECエンジンは180kW(245PS)の最高出力に加え、最大トルクは600N・m(61.2kg・m)へとパワーアップしています。
加速はパワフルなもの、低騒音・振動化を実現、高速道路での走りはハイパフォーマンスなものとゆったりとしたドライブになることでしょう。
燃費性能はグレードに応じて異なりますが、リッター5.6km~10kmが目安と言われており、大型SUVの中では高い燃費性能を持っているため、比較的経済的な走りを実現するのではないでしょうか。
ちなみに、この車種は燃費性能だけでなく環境にも配慮している特徴を持ちます。
ECOスタートストップ機能には電子制御式可変ターボチャージャーを搭載しており、稼働時に生じる排出ガス中に尿素水溶液を噴射、SCRを触媒コンバーターに通して有害な窒素酸化物のほぼ無限化を図っています。
ベンツGクラス(ゲレンデ)の燃費や維持費は? カタログ燃費や実燃費と税金など年間維持費をまとめました
新型Gクラス(ゲレンデ)の日本での発売は、G550とメルセデスAMGのG63の2モデルになります。
新車車両価格はいずれも税込み価格で、G550が1,562万円、メルセデスAMGのG63が2,035万円です。
従来型と比較すると30~60万円の値上げが行われていますが、進化した内装設備、予防安全装備などを考えた場合には妥当な価格であるとも言います。
ちなみに、現行モデルのG350に対応するモデルの登場時期は未確定ではありますが、実現すると1,100~1,200万円になるのではないかと予測が行われています。
燃費性能はリッターあたり5~10km、決して低燃費モデルとは言えませんが、重厚かつ車両を前面に押し出す力強さや安全性は3.0LのV型6気筒エンジン、もしくはV型12気筒6Lエンジンのパワーによるものです。
ディーゼルエンジンの実燃費は思ったよりも高いと言う人が多いのですが、ディーゼルエンジンの場合は田舎道であればリッター当たり10kmを超える、ガソリンモデルの5.5Lでは高速道路の走行では燃料系が減るのが早いなどとも言われています。
燃費性能を考えると、ディーゼルエンジンモデルの方が断然経済的ではありますが、都心部などでの走りの場合にはさほど燃費性能は変わらないのではないかとも言います。
尚、メルセデスベンツが公式に提示している燃費は、G350dが10.3km/Lのみ、これはディーゼルエンジンの車種で、ガソリンタイプの公式燃費数値の公表は行われていません。
但し、旧グレードモデルの5000ccハイオクガソリンモデルでは実燃費が4.95~5.53km/Lと言いますので、この数値を参考にされると良いでしょう。
燃料費は車の維持費の中でもウェイトを占めるわけですから、なるべく燃費を抑えたいと考えている人はG350dのリッター10.3kmが良いのではないでしょうか。
年間維持費には自動車税や自賠責保険料などがありますが、自動車税は総排気量が2.5リットル超、3リットル以下では51,000円、3.5リットル超、4リットル以下では66,500円です。
Gクラス(ゲレンデ)のG350dなどの総排気量は2,986ccになるので、自動車税としては51,000円が適用されます。
ちなみに、グリーンディーゼル車は初回と2回目の車検までは免税となるので、お得感があるのではないでしょうか。
自賠責保険料は年間13,346円、車検費用が約3万円、任意保険料は3~9万円、他にも駐車場代やオイル交換費用などが必要です。