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ハイラックスは、2004年に一度撤退したトヨタのピックアップトラックです。
後部座席がある5人乗りの乗用車部分の後ろにトラックの荷台のショートバージョンが付いている珍しいボディタイプが新鮮な車です。
13年ぶりに復活したハイラックスは、日本だけではなく海外でも人気がある車で、業務用として使用する人からアウトドアを満喫する人まで幅広い人に人気があります。
復活の要望が多いことから、最新の機能を搭載しての再導入を果たしました。
新型ハイラックスは、機能的な価値はもちろん乗り心地や居住性、タフさがランクアップさせハイラックスとともにはつらつした人生を歩むというアクティブなライフスタイルを実現させることができる車に仕上がっています。
全長5335㎜の大きなボディには、最大積載量500㎏を誇るデッキが付いているので大量の荷物や重量がある工具、濡れている荷物などをラフに積み込むことができます。
雨に濡れた木材やテント、サーフボードを積み込んでも、土が付いたままの新鮮な野菜を入れたコンテナやスコップ、一輪車、オイルタンクや工具など荷物を運ぶあらゆるワークシーンで活躍するデッキには、荷物を固定するための4つのフックが付いています。
室内は、ハードな印象のデッキとは異なり、デザイン性と居住性が高い空間になっており、広く上質なシートはゆとりとくつろぎを感じる仕上がりです。
コックピットには、昼間でもくっきりと見やすく、優れた視認性が特徴のブルーを基調とした先進感があるコンビネーションメーターが搭載されています。
高精細な4.2インチの液晶画面をメーター内に装備しており、多彩な運転情報をカラーで表示し、知りたい情報を一目で把握できるデザインです。
後部座席は、簡単な操作でチップアップが可能な6対4分割のシートクッションになっています。
別々に座面を上げることが可能なので、乗車人数や荷物に合わせたシートアレンジをすることができ、空間を有効活用できます。
高めの座席ポジションですが、フロントとリヤに乗降時に役立つ大型のアシストグリップがつかみやすい位置に配置されているので、乗り降りがスムーズです。
キーを取り出さずにドアの開錠と施錠ができるスマートキーを携帯していれば、ドアハンドルのスイッチを押すだけでキー操作が完了し、ブレーキを踏みながらエンジンスイッチを押すだけで、エンジンの始動ができます。
ハイラックスは最新の乗用車の乗り心地とタフなデッキを両立させていることが特徴であり、魅力になっています。
ハイラックスのスペック
車両価格 | 3,267,000円~ |
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カタログ燃費 | 11.8km/L |
実燃費 | 約10.0~12.0km/L前後 |
定員 | 5名 |
排気量(L) | 2.393 |
車両重量(kg) | 2,060~2,080 |
全長×全幅×全高(mm) | 5,335 × 1,855 × 1,800 |
荷台長×荷台幅×荷台高(mm) | 1,520 × 1,535 × 480 |
最低地上高(mm) | 215 |
ホイールベース(mm) | 3,085 |
最小回転半径(m) | 6.4 |
リサイクル料 | 11,330円 |
ハイラックスの予防安全・衝突安全性能はどんな感じ?
高齢者をはじめとするすべての人が、交通事故を防止したり、被害軽減することが期待できるサポート機能が付いています。
ハイラックスのZグレードは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発をしているセイフティ・サポートカーで、自動ブレーキなどの安全運転を支援する装置を搭載し、ドライバーの安全をサポートしてくれます。
ドライバー自身が責任を持って安全確認や安全走行をする必要はありますが、予防安全機能が付いているので、歩行者の飛び出しや危険をいち早く知らせてくれたり、急発進や急加速を抑制してくれたりするの被害を軽減することが期待できます。
前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、危険を察知すると警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせてくれます。
ブレーキを踏むとプリクラッシュブレーキアシスト、踏めなかった場合にはプリクラッシュブレーキが作動し、衝突回避や被害軽減をサポートするシステムが備わっています。
また、駐車場や信号待ち、渋滞時などに発生することが多い急発進や急加速の被害を軽減するドライブスタートコントロールも搭載されている車です。
シフト操作時の急発進や急加速を抑制するので、後退時に衝突して慌ててしまい、アクセルを踏み込んだままシフトをドライブに変更した場合には、表示で注意を促すとともに、エンジン出力を抑えてくれます。
道路上の白線のはみ出しを単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線をはみ出す可能性がある場合には、ブザーとディスプレイ表示による警告でお知らせする機能も搭載されています。
急なハンドル操作や滑りやすい路面でのコーナリングでの横滑りを感知して、ブレーキとエンジン出力を自動でコントロールして車両の安定性を確保する機能や急ブレーキをかけると自動的に点滅するハザードランプ、距離目安線や車幅延長線を画面に表示して車庫入れをサポートするバックカメラ、2面鏡式の補助確認装置などのサポート機能も充実しています。
室内には後方席までしっかりと守る7個のエアバッグが付いており、前方への衝突はもちろんサイドや足元の衝突の衝撃を軽減してくれる仕組みです。
ハイラックスは、最新の予防安全性能と衝突安全性能を搭載しているため、ドライバーがしっかりと安全運転を心掛けた上のことになりますが、どんな人でも安心して運転できる安全性能が高い車と言うことができます。
ハイラックスの走行性能は? ハイラックスの走りってどんな感じ?
ハイラックスには、可変ノズル式ターボチャージャーや空冷式インタークーラー、コモンレール式燃料噴射システムなどを採用しており、強大なトルクを実現したパワフルなディーゼルエンジンで、力強い動力性能とクリーンな環境性能が特徴になっています。
低速から力強さを発揮し、高速までのびやかなパワーを実感しながら走りを楽しむことができる車です。
排出ガスをクリーン化し、燃費を向上させたディーゼルエンジンなので環境にやさしく、快適な走りを満喫することもできます。
路面の状況に応じた駆動方式に切り替えることができるパートタイム4WDシステムで、滑りやすい路面ではH4を選択することで4輪駆動の安定感を得ることができ、駆動方式のL4を選択しより強力な駆動力を実現できます。
2WDと4WDの切り替えはダイヤルスイッチ操作で簡単に行うことができるため、オンロードでもオフロードでも思いのままに走ることが可能です。
過酷な環境に負けないタフな骨格を持っていることもハイラックスの特徴のひとつです。
路面からの強い衝撃を受け止める高剛性フレーム構造を採用し、オフロードの走りにもこたえる優れた耐久性とオンロードでの安定感と乗り心地を支えています。
高度な運転アシスト性能で、オフロードでの走りを楽しみたい人をサポートしてくれる心強さもハイラックスには搭載されています。
スリップ状態から素早く脱出するアクティブトラクションコントロールは、加速時のスリップを検知すると空転した車輪に自動でブレーキを掛けることで残りの車輪に駆動力を分散し、岩場や雪道など悪路での安定性を確保します。
後輪のどちらかが石や砂利が多い場所で脱輪したり、砂地やぬかるみでスリップを起こしたときには、左右の後輪を直結状態にして駆動力発揮し、走破性を高めるリヤデフロックなど、オフロードならではの走りを楽しめる機能になっています。
ワイルドな走りを楽しむことができる走行性能を充実させているハイラックスですが、タウンでは、視線の高さがメリットになりスムーズな走りをすることができます。
ディーゼルエンジンの大きなトルクでボディを軽く発信させることができるので、スムーズな発進と加速でなめらかで安定感がある走行を楽しめます。
操作性が良いので、車幅を気にせずイメージ通りに走行することができることは大きなメリットです。
アウトドアな走りもタウンでの走りも快適なので、ドライブが好きな人にもおすすめです。
ハイラックスの燃費や維持費は? カタログ燃費や実燃費と税金など年間維持費をまとめました
ハイラックスは直噴エンジンや電子制御式燃料噴射、過給器をはじめインタークーラーや高圧噴射などの燃費改善対策を行っている車で、カタログ燃費はJCSS08モードで1Lあたり11.8Kmです。
実測値は、街中や郊外では1Lあたり10~12Km程度、高速道路では15㎞になることもあり、ガソリンよりも燃料単価が安いディーゼルであることを考慮すると燃費性能は良いのではないでしょうか。
気になる税金では、エコカー減税を受けることができることがポイントになりますが、ハイラックスはエコカー対象車で自動車取得税と自動車重量税ともに100%の軽減を受けることができるお得な車です。
グレードZの場合、自動車取得税が93500円と自動車重量税15000円の合計108500円もの減税を受けることができるのです。
また、ハイラックスは、普通貨物車の1ナンバーになるため、自動車税は16000円と普通自動車よりも安く設定されていることも見逃せないポイントです。
1ナンバーなので自動車税は安いのですが、一般的な3ナンバーの乗用車で2年ごとに受けることになる車検が、ハイラックスでは貨物車の1ナンバー登録になるため毎年実施する必要があり車検代がかかります。
車検では重量税として12300円と自賠責保険の23970円、印紙代の1800円が法定費用になり、他に整備代が必要です。
車の状態や車検と整備を依頼する場所、年式などによって異なるので一概には言えませんが、毎年の車検代として6万円~8万円程度かかることが予想されます。
ハイラックスは大型で、パワーがある車ですが、1ナンバーなので取得税などのエコカー減税を受けることができたり、自動車税が安かったりと税金面での維持費の負担は軽い車です。
また、ディーゼルエンジンなので、ガソリン車と比べると1L当たりの燃料代が安く、大型車としては燃費も良いので燃料代も比較的安いということができるでしょう。
税金面や燃費などのメリットがある一方で、高速道路料金が普通車に比べて割高だったり、車検が毎年だったりするというデメリットがあります。
メリットとデメリットを考えあわせても、デッキがあり5人乗りの大きな車体と馬力のあるエンジンでオンロードもオフロードも楽しむことができるハイラックスは、スペックの割に維持費が安い車です。
アウトドアやオフロードでのドライブ、趣味や仕事と満足度が高いのに、比較的維持費が安いので幅広い層の人たちが楽しむことができるおすすめの車です。